リズム維持が難しい
睡眠障害で昼夜逆転など生活リズムが狂っても、そのリズムを元に戻すこと、つまり治療することはそこまで難しいことではない。
酷いときなんかは3ヶ月ほどかかって戻していったこともあったが時間をかければいつかは戻る。
じゃあ生活リズムが戻る、つまり治療が完了したらそれで終わりなのか?というと、実はそんなことは問題ではない。
睡眠障害で一番厄介なのは
生活サイクル、リズムを維持することが難しい
ことではないだろうか。
せっかく元に戻したとしても、たとえば風邪で一日寝込んでしまったり、
何か悩み事があって眠れない日が訪れるとたちまち生活リズムが狂ってしまう。
まぁそもそも私は普通の1日の体内時間が大幅に長いので、勝手にズレていってしまうんだけど・・・^^;
私はこれまで、そのズレをなんとかどこかで補ったり、維持していったが、何か大きな悩み事ができたり、
生活リズムを崩されるようなトラブルが発生すれば睡眠障害になってしまう。
そう、前回のブログに書いたようにこれの繰り返しだったわけで・・・
IT系企業で過労によって一時睡眠障害になった人の話をきいてみたが、
一度治療すれば、あまり生活リズムが狂ったりしないようだった。
やはり先天的な睡眠障害者と後天的な睡眠障害者は同じ症状でありながら、維持力は違うのかもしれない。
とにかく、睡眠障害で悩んでいる人の多くは就寝時間と起床時間の生活リズム(サイクル)を治療する、
つまり体内時計を戻すことは簡単であるが、それを維持するのが難しいのではないか?ということだ。
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