睡眠障害と体重の変化
睡眠障害で体内リズムが狂うと必ずといっていいほど変化するのは体重だ。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、昼は交感神経が働き、夜は副交感神経が働く。
そして、人間は食事すると消化は交感神経、吸収は副交感神経が働く。
この二つはバランスよく作用するけど、体内リズムが狂っていると当然、この神経の働きも狂うわけだ。
これだけをみると夜型人間は吸収が多いわけだが、だからといって必ず体重が増えるとは限らない。
私は10代の頃、睡眠障害になったときは骨皮筋えもんというあだ名がついたほどのガリガリだった。
これはあまりにも睡眠時間が長いため、ほとんど食事をしていなかったためかもしれない。
かといって、突然お腹が減って、大量に食べたこともあったが・・・
最近はある程度決まった時間に食べるようにしているが、
今度は生活リズムが狂うと体重が増えてくるようになった。
これは過食してるわけでもないけど、食べる時間と生活リズムが狂っているせいもあって、
吸収するほうが多く働き、代謝も下がっているのではないかと思われる。
夜は光がなく、体温も低下するが、日中の太陽光があれば体温が少し変化する。
当然体温が上があると代謝も免疫力もアップする。
そう、もうわかると思うが、睡眠障害で生活リズムが崩された夜型は代謝も落ちるので
太りやすい体質になるわけだ。そして、免疫力も低下するので病気にもなりやすい。
その他、生活リズムが狂った状態だと、
いつお腹が減って食事をするのかもめちゃくちゃになる。
摂取カロリーが少なくても、エネルギー不足になると不足した分を余計に吸収しようとする。
さらに筋肉からも吸収しようとするとか。また変な時間に食べると消化より吸収が高くなる。
こうなったらあくまで生活リズムを整えていく必要はあるけど、
体温低下のちょっとした助けになるのが入浴らしい。
まあ、私の場合は岩盤浴にしているが、身体を適度に温めてあげることによって少しはマシになるようだ。
とくに夏は冷房なんかで体温が低下しやすい環境にいるのでなおさら注意が必要だ。
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