体内リズムを作る問題点
睡眠障害で体内リズムが狂うと就寝時間、起床時間はもちろんのこと、
食事時間など生活サイクルがめちゃくちゃになる。
やはり睡眠障害での治療といえば真っ先に思いつくのが新たに体内リズム(体内時計)を作ることだと思う。
この体内リズムを作っていく私の従来の方法として寝る時間は
それほど気にせず起きる時間を調節していく方法だった。
理屈で考えてみたら、寝る時間がたとえ遅くても起きる時間が早ければ寝不足の状態になるので、
次の夜は早く寝れそうだ。早く起きることができた場合はもう寝ない。
そしてそれを繰り返していくうちに体内リズムができる。
またそれを眠剤で調節していくのもやり方の一つだろう。
ところが、この方法は一時的な睡眠障害であればこの方法で問題ないようだが、
私にとって余計に体内リズムを崩してしまうことになっていた。なぜならこの方法をやってしまうと
眠気が早くきてしまい、早い時間に意識もうろうとして寝てしまい、変な時間に起きてしまう
からだ。その変な時間に起きてしまうとたちまち体内リズムが狂うきっかけになるのはいうまでもない。
しかし、それだけではない。
どれだけ寝不足でもピークを過ぎてしまうと逆に目が冴えてしまって眠れなくなるのだ。
そして、この疲れや睡眠不足のつけはあとでやってくるので、
ある日突然、長時間の爆眠となるわけだ。これだと結局は逆効果だ。
以前はこの方法でしかなかったし、そうしていくしかなかった。もっとも、
これで睡眠障害を改善できるのであれば今ここでこのブログは書いてないだろう。
じゃあどうすればいいのか?
そもそも、いきなり体内リズムを作ろうとすることが身体に負荷もかけているのかもしれない。
そこで私が考え出したのは、まずある程度の就寝時間と起床時間を作っていく。
誤差は2時間前後くらい。ここまでは従来の方法と同じかもしれない。
次に早く目覚めてしまうことがあったとき、睡眠不足分は必ず寝るようにして起きる時間を一定にしていく。
もちろん眠れなかったら起きているが、たいてい早く起きてしまうとしばらく眠気があるので、
その眠気を使って二度寝する。それにより、おおよその就寝時間と起床時間の一定リズムができてくるので、
そのあと、それ全体の時間をズラしていく。このやり方が私にとってかなり効果的だったし、
むしろこのやり方以外にない。
ところで、ここで忘れてはいけないのが基本が夜型ということだ。
なので体内リズムの時間をあまりズラして22:00就寝なんてしてしまっても23:00に目が冴えてしまうので難しい。
そこは逆らってはいけないので、私の場合は0:00~1:00くらいに寝て、
朝は8:00~9:00に起きるのがやっとかもしれない。
そこは自分の身体を知り工夫が必要になるだろう。
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