ADHD&睡眠障害と一緒に生きる!

先天的なADHD&睡眠障害とどう生きていってるのかを記事にしていきます

概日リズム睡眠障害のサイクルと対処

私が睡眠障害として最初に診断されたのは睡眠覚醒リズム障害、
つまり今でいう概日リズム睡眠障害だった。
当時、睡眠表をつけていると、睡眠時間が2時間~3時間ほどズレていく移動型、
今でいう非24時間型睡眠・覚醒症候群(non-24)というやつだ。
当時の医師はそこから逆算して私の1日の周期が26~27時間くらいと想定したのだろう。
その後、20代後半で睡眠相後退症候群(DSPS)の症状でもあることが分かるというか、
酷ければDSPSとnon-24に移行することがわかった。
まあ、一日が長い体内時間の状態からなんとか社会に適合するために無理に合せながら、 それが体の負担、そしてDSPSやnon-24になれば最後は退職という繰り返しをしていた。
(ちなみに、私の場合は3ヵ月~半年の周期でDSPSやnon-24になる。)

症状が酷くなると、もう眠剤を投与して30分ズラし療法をしていくのだが、
これがなかなかうまくいかない。
たとえば6時間ズレていたとして30分ずつズラしていけば12日で戻るという単純計算は間違いで、
眠れない時もでてくるのでそういう時はズラせないし、
元に戻ったりしながら、ゆっくり戻していくようにする。
結局、2ヵ月、長い時で3ヵ月くらいで元り、その後の薬抜きも含めると半年くらいかかったこともあった。

ただ、日常からメラトニン(ロゼレム)を午後8時頃に投与すると、
DSPSとnon-24になる周期のスパンが長くなっている気がしているが、
まだそれを続けて1年くらいなので定かではない。
次の記事に書こうと思うが、そもそも体内時計の一日の周期が人より長いことで、
普通の人と同じ社会生活を送れないがために調整しているわけである。
次の記事では、こういう繰り返しはもう辞めたってことを書こうと思う。

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