発達障害が判明
そもそも小さい頃から落ち着きのない子だと言われ、キョロキョロしては「落ち着きなさい!」とよく叱られていた。
誰がどう見ても私は多動性だと言われ続けていた。
子供の頃に家族で住んでいたアパートの6畳部屋で母と会話しているときクルクル回りながら話していたり、
意味もなく部屋中を歩き回ったりしていたのであだ名は熊と言われていた。
車の運転中にもあっちキョロキョロ、こっちキョロキョロとものすごい落ち着きがないと言われていた。
この落ち着きのない多動性が30代後半に発達障害(ADHD)と診断され、そしてまさかADHDが睡眠障害に大きく関係していたとは気付くまで知る由もなかった。
そしてどうやら赤ちゃんの頃からADHDの症状は現れていたようだ。ちょっと睡眠障害やADHDの症状もふくめ以下にこれまでの経緯をまとめてみた。ただ記憶が乏しいのもあるので完全ではないが・・・^^;
①赤ちゃん~幼児期
1.夜寝るがすぐに起きる2.変な時間に起きてくる
3.親が手を離すとどこかへ行ってしまう
4.外で遊びに行くとすぐ居なくなるので探すのが大変だった
5.寝付きがわるく朝起きるのが苦手
6.保育園のお遊戯会でずっと座っているのが嫌でよく泣いていた
7.梅田の地下街で手を離して母親が後ろから隠れてみていたが、振り向いたり親を探したりせずあちこち歩き回っていた
②小学生
1.授業中が退屈でマンガ本を持参していた2.授業中に友達と手紙のやりとりをしていた
3.話の途中でキョロキョロ周りを見るので先生や親によく注意されていた
4.時々、原因不明の高熱や吐き気があった(自律神経失調症が原因!?)
5.じっとしているのが苦手だった
6.寝付きがわるく朝起きるのが苦手
7.集団行動が苦手
③中学生
1.授業中に友達と手紙のやりとりをしていた2.中学3年生の頃から朝起きがかなり苦手になり、休んだこともあった
3.時々、原因不明の高熱や吐き気があった(自律神経失調症が原因!?)
4.じっとしているのが苦手だった
5.徹夜が簡単にできるようになった
6.集団行動が苦手
④高校生
1.おねしょをしだした2.すごい寝る時と全く寝ない時の差が激しかった
3.睡眠時間がバラバラで高校での欠席が多く高校を退学する
4.傾眠症の疑いありとの診断で2週間の検査入院をする
5.睡眠障害という名の傷病が世に出だしたので東京の医師に症状について相談する
6.阪大病院で寝ている間の脳波をとったが異常なし
7.二回目の高校入学。しかし、やはり睡眠リズムがおかしく欠席が続き留年、退学する
8.はじめて心療内科に通院して、睡眠覚醒リズム障害だということが判明する
9.ビタミンB12と眠剤および漢方薬が処方されて治療がはじまる
10.人との会話をするとき、手足が動いてたり目線が落ち着きがなかった
11.じっとしているとイライラすることが多くなっていた
12.興味のないことには全く関心がなく、人の話すら聞いていないことが目立った
13.長い間、睡眠表を取り続けた結果、自分の1日の時間が普通の人より長いことが判明する
⑤20代
1.専門学校に行き一旦睡眠に関する通院をやめるが睡眠が安定していたとはいえない。授業は昼からとか今日は休みだとか、バラバラなのでなんとか通うことはできた2.長い休憩時間が苦痛に感じる
3.仕事に就いても3~6カ月ほどで睡眠リズムが狂い出勤できず退職になる
4.1時間に一回はトイレにいくようになり、行きすぎで怒られたりするようなこともあった
5.睡眠の障害に焦点をあてて、東京の睡眠専門医にいったりして、光療法やメラトニンおよび薬物投与による治療を行うが効果があるどころか逆に悪化することもあった
6.会社でよくケアレスミスが多いと注意されていた
7.出勤ができないことで悩み精神分裂病の毛があると診断される(ADHDとの併発!?)。まともな精神状態に戻るのに1年かかる
8.6の状態時にたばこの不始末で火事を起こす
9.原因不明の高熱が出たりすることが多くなる
10.住んでいたマンションのベランダから下の方向をみると幻覚がみえて飛び降りようとする(2回)
⑤30代
1.新たな会社に勤務するも3カ月ほどで睡眠リズムが狂って出勤できなくなり退職となる2.オフィスに入る前に「これからしばらく自由が奪われる」という恐怖感があることに気がつく
3.アルバイトとして新たな会社で勤務。3カ月ほどで睡眠リズムおかしくなりすぐに2週間の休みがもらえた
4.3の3カ月後に睡眠リズムがおかしくなり再び2週間の休みをいただく。それまでも何日か休む
5.4の後は遅刻もあったが半年間は無欠勤で働く。その代わり残業はほぼ無し
6.5の後、神経熱がでたりして欠勤が増える
7.6の一か月後、睡眠リズムと精神状態(うつ病)がかなりおかしくなり長期休暇。
8.7の後に改善の見込みがなく退職する。傷病手当で生活
9.睡眠リズムと精神状態が安定して次の職に就くが睡眠がまたおかしくなり、悩みうつ病ぽくなり退職。
10.別の病院である先生から「睡眠障害は一生治らない」と聞いて治療というより、これとどう生きていくかを考えるようになる
11.派遣で短期の仕事をするが、上司が厳しく「業務中に席を立ちすぎ」と注意される
12.11のことで「トイレの数まで数えられている」などと根拠のない妄想をする
13.目が覚めた時やぼーっとしている時に「じっと座っていろ」などと幻聴が聞こえたり幻覚が見えたりするようになる
14.短期の派遣会社を途中で辞めて次の短期職場にいくが、2日目にして丸一日という長時間寝るようになり勤務できなくなり辞めることになる。
15.通っていた睡眠の病院も睡眠障害の改善の見込みが全くなく行かなくなる
16.障害者就労支援の見学に行き、経緯などを話すとADHD(多動)のほうが問題だと言われる
17.市の保健所にこれまでの経緯および睡眠障害と多動についての人生相談に行く
18.別の病院で発達障害(ADHD)と診断される
19.概日リズム睡眠障害(睡眠覚醒リズム障害)がADHDに深く関係があったことが判明する
20.薬で調整しても睡眠時間が安定しない。おそらく一日の時間が長いのと概日リズム睡眠障害のWパンチ!?
21.発達障害(+睡眠障害)で障害者手帳を申請する
結局、睡眠についてをまとめてみると3カ月ほどで睡眠リズムが崩れていくようだ。30代の4にある半年間の無欠勤は、私も無理して起きて出勤、時には寝坊で遅刻したりを繰り返していたのが、身体に負荷がかかったのか、神経熱が頻繁に増えてあとでとんでもなく睡眠リズムが狂うことになった。
そして、20年以上かけてやっとわかったADHDによる概日リズム睡眠障害が大きな原因の一つだが、現在、ADHDの治療薬でマシにはなっているものの、これほど薬で睡眠リズムを調整してもなかなか改善しないのは
一日の時間が長いのとADHDによる概日リズム睡眠障害のWパンチを食らってると考えれば全てのつじつまが合うのではないかと思っている。
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