カタプレスという薬
もう5年以上も前に、通っていた心療内科で血圧を測ったら高かったのである薬を処方してもらったところ、
それを飲むとかなり眠気が襲う。偶然だろうと思いきや実はその血圧を下げる薬が私にとって一番効果的であることがわかりました。
それがカタプレスという薬です。
まさか血圧を下げる薬が効果的だとは誰も思わないが、今となっては当時出された薬がカタプレスなのかは記憶にない。
ただ、中枢性交感神経抑制薬ということだけは間違いないようです。
先日、血圧を測ると高かったので内科にいって当時の話をしたところ、昔に心療内科で処方する血圧を下げる薬といえば
これじゃないかということで出してもらいましたが、同じように眠くなりました。
アモバンやマイスリーで意識飛ばすようにして寝ていたことを考えれば、こちらは自然な感じに眠れるわけで、
まるで生まれ変わったかのような感覚でした。
なぜカタプレスが睡眠導入に効くのか?
私が参考にしているサイトですが、
おそらくこの方も同じ感じだと思いますが、私も夜になる(起きてる時間が長くなる)と脳が異常に興奮状態になってると思います。
実際に脳が興奮してる感もありました。カタプレスはその脳の緊張を抑える効果があるようです。交感神経が抑えられるということは、
体を休め回復させようとする副交感神経が働くので眠れるようになるということのようです。
ADHDの人は脳が興奮状態のままであることが多いようなので、この交感神経を抑制して眠れるようになるというのは、
まさにつじつまが合っています。
脳と眠剤が拮抗していた
以前出されていたアモバンやマイスリー、最後にはベゲタミンまで出されていましたが、 これらの薬が効くときと効かないときがありました。 特に効かない時は何やら脳と薬が拮抗(喧嘩)していたように思います。 つまり脳はまだ興奮状態で起きようしますが、薬は意識をもうろうとさせ抑制して眠りにつかそうとします。 こうなると、私の場合、情緒不安定になったり、逆にイライラ眠れなくなってしまうことがありました。 現在では頓服としてルネスタを使いますが、基本はカタプレスとベルソムラでほぼ眠れています。 これで寝れない時もありますが、ほぼ寝る時間は一定していますが、問題はそこでなかったことを 次に記載しようと思います。
たばこ(ニコチン)の作用と眠り
以前処方された時、私は喫煙者であった。血圧を下げる薬飲んだあと、たばこを吸うと妙に眠気が増した気がしました。
たばこは刺激物なので寝る前に吸うのはご法度のように言われていたので気のせいだと思っていました。
実はたばこのニコチンも副交感神経を活性化させる働きがあるようなので気のせいなんかではなかったわけです。
ただし、たばこは他にいろんな害があるので吸っていいというわけではありませんが、
別の何かで副交感神経を活性化できれば、より眠れるようになるのかもしれません。
どちらにしても私の場合は交感神経がADHDそして睡眠障害に深く関わりがあるということは間違いなさそうです。
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